【要注意】アルバイト・パートの交通費全額支給は本当?働き始める前に確認すべきこと

生活のヒント

「交通費全額支給」の求人を見て応募したのに、実際は条件があった…。そんな経験はありませんか?

私も以前、パート先で交通費の支給額が変わるという出来事がありました。

この記事では、私の体験談をもとに、アルバイト・パートの交通費に関する注意点と、もしもの時の対処法についてお話します。

私の体験談:交通費の支給額が変わった!?

パート先の店長から、来月からの交通費について話がありました。
私の働く日数だと、定期券を買った方が毎月安くなるみたいです。

店長
店長

来月からは、A駅~B駅の定期券を買ってください。
でも、働く日が19日より少ない月は、実際にかかった交通費だけ払います。

私は、シフトが決まったらすぐに定期券を買うつもりだったので、少し心配なことがありました。

mitsuru
mitsuru

もし、20日働く予定で定期券を買った月に、体調が悪くて1日休んでしまったら、交通費はどうなりますか?

店長
店長

基本的には定期券代を払います。
でも、働く日が減ってしまった場合は、実際にかかった交通費だけ払うこともあります。

店長
店長

例えば、21日働く予定だったのに、4日も休んで17日しか働けなかったら、17日分の交通費だけ払います。
もし有給休暇を使えば、働いたことになるので、定期券代を全部払います。

この説明を聞いて、私は疑問に思いました。

mitsuru
mitsuru

面接のとき、交通費は全部払うって聞いたんですけど、体調が悪くて休むと減ってしまうことがあるんですか?

店長
店長

それなら、シフトで19日以上働く月は定期券を買って、もし体調が悪くて19日より少なくなってしまった月も、定期券代を払うことにしましょう。

この提案で、私も納得できました。

アルバイト・パートの交通費:求人情報の注意点

今回の件で、求人情報に「交通費全額支給」とあっても、条件がある場合があることを学びました。

  • 「全額支給」の定義を確認する:定期券代?実費?1ヶ月の上限金額は?
  • 支給条件を確認する:勤務日数、1日あたりの上限金額など
  • 交通費規定を確認する:会社の規定を確認させてもらう

働き始める前に、これらの点をしっかり確認することが大切です。

もし交通費の支給額が変わったら?冷静な対応を

もし働き始めてから交通費の支給額が変わるようなことがあれば、以下の点を参考に冷静に対応しましょう。

  • 事実確認をする:変更理由、変更後の支給額、規定などを確認する
  • 自分の要望を伝える:納得できない点は正直に伝え、話し合う
  • 記録を残す:会話内容、日付、担当者名などを記録しておく

もし会社との話し合いで解決しない場合は、労働基準監督署や労働組合に相談することも検討しましょう。

体調不良で休んだら有給休暇を使うしかない?

体調不良などで急に休む場合、会社から有給休暇を使うように指示されることもあるかもしれません。
しかし、有給休暇の取得は労働者の権利なので、基本的には拒否できます。

  • 有給休暇は労働者の権利:会社は一方的に取得日を指定できない
  • 欠勤扱いも可能:体調不良の場合は欠勤扱いを選択肢に入れても良い
  • 会社の規定を確認:就業規則で有給休暇の取得ルールが定められている場合は従う

まずは会社に相談し、有給休暇を使いたくない場合はその旨を伝えましょう。

【参考情報】有給休暇の取得に関する労働者の権利

有給休暇は労働者の権利:会社は一方的に取得日を指定できない」という点に関して、参考になる公的機関や専門家の記事は以下の通りです。

厚生労働省

厚生労働省のウェブサイトでは、年次有給休暇に関する基本的な情報が提供されており、労働基準法における労働者の権利について解説されています。

参考:「年次有給休暇とはどのような制度ですか。パートタイム労働者でも有給があると聞きましたが、本当ですか。 – 厚生労働省

この情報から、有給休暇の取得は労働者の権利であり、原則として労働者が取得する日を指定できることがわかります。

労働問題弁護士ガイド

労働問題に詳しい弁護士が、有給休暇の取得に関する労働者の権利について解説しています。

しかし、病気やケガで労働者が休まざるを得ないとき、有給休暇を勝手に使われてしまうことがあります。これが「有給休暇を強制的に取得させられてしまった」というトラブル。使いたくもないのに有給休暇を強制的に消化させられるのは、労働者の権利を侵害するため、違法です。

「有給休暇を強制的に取得させられたら違法?勝手に使われるときの対策 – 労働問題弁護士ガイド」
https://roudou-bengoshi.com/yasumi/6780/

この記事では、会社が労働者に一方的に有給休暇を取得させることは違法であると明記されています。

これらの情報源から、有給休暇の取得は労働者の権利であり、会社が一方的に取得日を指定することは原則としてできないということが確認できます。

まとめ:交通費と有給休暇、しっかり確認して納得できる働き方を

アルバイト・パートを探している方も、すでに働いている方も、交通費と有給休暇についてはしっかり確認し、納得できる働き方をしましょう。

  • 求人情報だけでなく、会社の規定も確認する
  • もしもの時は冷静に対応し、必要であれば専門機関に相談する
  • 有給休暇は労働者の権利、遠慮せずに主張する

これらの情報を参考に、あなたが安心して働ける職場を見つけられることを願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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